まずはホコリをはらいます!
塗装前、持ち手につける時に、
しっかりホコリをはらっておきます。
写真は100円ショップのお化粧用のブラシ。
模型のパーツの大きさにぴったりなんですよー。
せっかくグラデーション塗装がきれいにできても、
ホコリが付いていたら台無しですもんね。
塗装直前には、エアブラシのエアーだけ出して、
ホコリを飛ばしましょう。 |
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グラデーション塗装スタート!
さて、ドッキドキの塗り始めですが、
最初はパーツの真ん中に、
うっすーいまるをシュッとひと吹き。
うっすら色がついたら、次の面へ。
全部の面にまるを描いたら、
次のパーツへ移ります。
慣れてしまえば、連続作業で塗り広げていくこともできますが、
はじめて塗装する方や、上手くできるかな…?と心配な方は、
まずは白くするパーツの面の中心全部に、
点を描いていくとよいでしょう。 |
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一回目に描いた点は、塗った直後は白くても、
乾燥させると色が沈んでしまいます。
くっきり色がついちゃったら塗料が濃すぎの状態です。
その沈んだ色をもう一度なぞって、
最初に描いた点より、
一回り大きな点を描いて行く作業を、
全部のパーツの面に行います。
3,4回塗り重ねると、写真のような状態になります。
面の形によっては、真中にマルではなく線の場合もあります。 |
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さらに少しずつ塗り広げます。
一つのパーツを塗るだけで、
ここまで塗るのに20分~30分くらいかかります。
塗装途中の中途半端な状態だと、
すごーく不安になりますが、しっかり乾燥させて、
少しずつ塗ると、失敗を防ぐことができます。
パーツが複数ある場合は、
少し塗ったら次のパーツを塗装という感じで、
次々に回しながら塗装するとよいでしょう。 |
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うすーい塗料を、何度も何度も吹き重ねて、
かなり白くなってきました。
ここから、ちょっと神経を使います。
パーツの端まですべて色を塗ってしまうと、
グラデーション塗装ではなくなってしまいますので、
はじっこにはなるべく色を乗せないように、
エアブラシをコントロールしていきます。
ダブルアクションのエアブラシには、
塗料の吹き出す量を調整できる機能がありますので、
「ブシュ!」と吹きすぎてしまうのが心配な方は、
調整機能を使うのもよいでしょう。
一番大きい失敗は「ブシュ!」と塗料を吹きすぎてしまうことだと思いますが、薄い塗料を何回も重ねていくグラデーション塗装では、失敗しても乾燥させると意外に目立たなくなったりします。
目立つくらいブシュ!と吹いちゃった場合は、下地塗装からやり直しましょう。 |
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6,7回塗ると、かなーり白くなりました。
この段階では面の中心は白くはなっていますが、
フチとの色の差がありすぎるので、
もう少しグラデーションをやわらかく調整します。
塗装後、乾燥するとトーンが暗くなるので、
少し時間をおいて、
冷静になって(笑)今後の作業計画を立てます。
塗った直後は結構白い!って思うのですが、
乾燥するとグレーになっちゃうんですよね~。 |
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そうそう、νガンダムといえば!!!
複数あるパーツは足と腕だけではないんですよっ!
ファンネール!!!Σ(´□` )
これが意外に曲者でして(笑)
なるべくグラデーション加減をそろえようと、
並べた状態で塗装しているのですが、
一つの面を塗っていると集中しちゃうんですよね。
グラデーション塗装の極意は、
一つの面に集中しつつも、
全体の加減も把握するってことでしょうかね~? |
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複数あるパーツを並べて、
明るい場所で確認すると、
うーん、やっぱり微妙にばらつきが。
色もまだグレーっぽいので、
もう少し塗り重ねていきたいところ。
次回は白を重ねつつ、
各パーツのグラデーションを
整えていく作業を行います。 |
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さて、その他のパーツはと言いますと、
並行して塗装を行いこのような状態になりました。
足や腕など対になっているパーツは、
グラデーション加減を確認しながら、
なるべく揃えるように心がけましょう。
ここまでの作業時間は約8時間ほど。
この段階でもまだ作業の半分くらい……。
まだまだ理想の発色には程遠いのですが、
長ーく楽しめるということで(*^_^*)
ポジティブに楽しみながら作業します。 |
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