仕上げその3 ドライデカールを貼ろう
ウェザリング&部分塗装完了!
塗装的にはこの状態で完成!でもよいのですが、
じょいほび!では、キットに付属している、
ドライデカール(ガンダムデカール)を貼ることにしました。
ここから先の作業は、
どこまでするのか自分基準で行う作業ですので、
ガッツリシールを貼るもよし、
一枚も貼らないのもよし、その間をとるもよし、
お好みでゴールをセレクトしてくださいね。 |
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まずはマークの位置を確認。
デカールやシールが付属しているガンプラには、
説明書に貼る位置が細かく書いてありますので、
しっかり読んで場所やマーク、番号を確認します。
キットに付属しているもの以外にも、
市販のデカールを貼ってももちろんOK。
デカールやシールの貼り方のコツは、
こちらのコラムでもご紹介してます。
マラサイ制作コラムその3
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ガンダムデカールは、
模様のついたシートを、こすって定着させる、
転写式のシールです。
ハサミを使って、
デカールの使いたい部分を丁寧にカットします。
はさみの先端ではなく、中央部分でカットすると、
きれいに切り取ることができます。
シートをまるごとパーツにあてて
転写しようとすると、きれいに転写できなかったり、
他の模様も一緒に剥がれてしまうことが。
面倒でもカットして転写しましょう。 |
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基本的にこすらない限りは、
シート自体に粘着力はないので、
貼る位置をじっくり決めることができます。
説明書と照らし合わせて、
斜めになったり、ずれたりしないように、
確認しつつ位置決めします。
本来はシートの上にセロハンテープなどを貼って、
こするときにずれないようにするとよいのですが、
今回は粉を使ってウェザリングしたので、
セロハンテープに粉がくっついてしまう可能性が!
地道に指で固定しました。 |
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ツマヨウジなど、先端が適度にとんがっていて、
かつ適度にやわらかいもので、模様全体をこすります。
あまり力を入れすぎると、
デカールがずれてしまったり、
模様が割れてしまうので気をつけましょう。
力を入れず、模様全体を意識してこすり、
マークを定着させます。
模様がシートから離れて定着したなーと思ったら、
ゆっくりと透明のシートだけをはずします。 |
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黒い文字や、黄色いマークなどが入ると、
引き締まった感じがしますね。
また、パーツの情報量が増えると、
精密さが増す感じがします。
このガンダムデカールは鮮やかな色が特徴。
黄色や白など透けやすい色もきれいに発色します。
複数あるパーツにデカールを貼るときは、
左右などで位置がずれないように注意しましょう。
今回はあまりゴテゴテさせたくなかったので、
付属しているデカールの一部を使用しました。
このあたりのさじ加減もお好みですが、
バランスをみながら、
イメージに合った仕上がりを目指して作業します。 |
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シートをはがすときは、ゆ~っくりはがします。
このとき、模様の隅っこがシートに引っ張られ、
割れてしまう可能性があります。
はじっこがちゃんと定着しているか確認しつつ、
シートをはがすようにしましょう。
万が一、デカールが割れてしまった場合は、
シートをもう一度シールの模様どおりにかぶせ、
浮いた場所を定着させるように、こすり直しましょう。
失敗したらやり直しがきかない作業なので、くれぐれも慎重に! |
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さて、ここで失敗の報告~(T_T)
転写式デカールは粉っぽい面には、
うまく定着してくれませんでした。
ザクマシンガンはメタリックの粉を定着させて、
ウェザリングを行ったので、
金属の粒やパステルの粉などが、
ザク本体より多く付着している状態になり、
デカールが定着してくれないという結果に。
もし、粉を多めに使って、ウェザリングする時は、
デカールを先に貼ったほうがよいかと思われます。 |
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最後にデカール部分の色味を調整します。
白や黄色などのデカールは、
色が鮮やか過ぎて浮いてしまう場合も。
気になるときは、ウェザリングマスターで、
ぽんぽんと軽く粉を乗せて、
周りの色とほんの少しなじませます。
デカールは強くこすると、
はがれたり割れたりするので、
念のため最後にトップコートをひと吹き。
デカールを保護します。 |
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