|
リアルタッチマーカーの使い方
先ほどもちょこっとお話しましたが、
リアルタッチマーカーには、
カラーペンとぼかしペンがあります。
作業の最初に使うのはカラーペンです。
今回のザクのウェザリングには、
リアルタッチオレンジ1
リアルタッチイエロー1
リアルタッチブラウン1
リアルタッチグレー2
リアルタッチグレー3 を使用しました。 |
|
立体感の強調を行います。
エッジと呼ばれるパーツの角や、
ミゾにカラーペンで線を描きます。
ひとつの色でべったり線を描くのではなく、
複数の色をランダムに
ちょんちょんと乗せるのがポイント。
ペンは、細・太のツインタイプ!
パーツの大きさや、ミゾの深さによって、
細かい表現が可能です。 |
|
|
|
無色透明のインクの入ったぼかしペンを使って、
先ほど塗った色をぼかし(なじませ)ます。
乾燥するとぼかしにくくなるので、
できればすぐに作業しましょう。
ポイントは雨でサビが流れた感じを意識して、
ぼかしペンを上から下へ動かすことです。
チョロQリペイントコラムや、
悪役一号制作コラムでも、
リアルタッチマーカーを使っています。
ぜひチェックしてくださいね! |
|
|
|
|
この状態が、
ぼかしペンでぼかした状態です。
パーツの角やミゾに、
塗料が残っていて、
汚れが下へ向けて流れているのが
お分かりいただけますでしょうか?
雨でサビや汚れが流れた感じや、
ミゾに砂がたまった感じなど、
汚れをイメージしながら
作業すると、
よい感じになるかと思います~。 |
|
|
ふき取り加減は、ぼかしペンで調節できますが、
ぜーんぶふき取ってしまうと、
振り出しに戻って、意味がなくなってしまいます。
メリハリを意識しつつ作業しましょう(>_<)
ミゾやエッジの塗料を少し残し気味にして、
立体感を強調させたり、
パーツ全体をトーンダウンさせます。
汚れのフィルターがかかったような、
渋い、リアルな作品ができあがります。
ウォッシングと同じような効果があります。
|
|
|
|
|
何度もぼかしていると、
ぼかしペンの先にインクがしみこみすぎてしまいます。
ペン先が汚れた状態でぼかしペンを使うと、
インクを塗り伸ばしてしまい、
色が暗くなってしまう可能性があります(>_<)
そんなときはティッシュペーパーを一枚用意!
ペン先を軽くトントンとたたくようにして、
余分なインクを吸い取らせます。
すると、ペン先が元通りに白くなるというわけです。 |
|