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組み立て!
ザクを組み立てます。
組み立てに使用する道具は、
ニッパーとデザインナイフ(アートナイフ)です。
ガンプラを組み立てるときに必要な情報や、
ニッパーやナイフの使い方については、
ウィングガンダムゼロ編 コラム第3回を
参考にどうぞ。 |
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パーツの切り離し
パーツをランナーから切り離します。
ニッパーの刃先の平らな方をパーツの側にして、
力を入れずパーツをカットします。
パーツギリギリでカットすると、
キズをつけてしまったり、えぐってしまうことが!
ゲートを少し残して切り取ると、
キレイに切り離すことができます。 |
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ランナーから完全に切り離したパーツです。
ゲートを少し残して切り取っています。
しかし、このようにゲートが残っていると、
組み立ての邪魔になったり、
見た目も美しくありませんよね。
この余分なゲートをニッパーで切り取ります。
最初はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、
ランナーからゲートを残した状態で切り離して、
残ったゲートを二度切りするやり方のほうが、
失敗なく、キレイに仕上がります。 |
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ゲートをキレイに処理しよう!
ちょびっと残ってしまったゲートは、
デザインナイフ(アートナイフ)を使って削ります。
基本的なデザインナイフの使い方は、
ウィングガンダムゼロ編 コラム第3回を参照してください。
デザインナイフを寝かせるようにして、
パーツに沿って滑らせるようにゲートを削ります。
力を入れすぎると刃が滑って怪我をしたり、
削りすぎたりするので注意しましょう。
今回のザクはエアブラシ塗装などはせず、
ストレート組み(素組み)で、
ウェザリング(汚し塗装)を行います。
そのため、いかにゲートをキレイに、
目立たないように処理するかがポイント!
一つ一つのパーツのゲートを丁寧に処理していきます。
写真のように、下側から上側へナイフで削ったら、
パーツをくるりと回して、逆方向からも削ります。
一方向だけ削るのではなく、
上下両方から削ると美しく仕上がります。 |
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私も初心者の頃疑問に思ったことがあるのですが、
ゲートってどういう状態になったら、
ちゃんと削れているのでしょうか?
オオゴシ自身、何十体もガンプラを作ってみて、
導き出した答えは……
目で見ただけではわからない場合もあるので、
写真のように指先でパーツをなぞります。
このときに引っ掛かりがなくなったらOK!
……ということにしています。
引っかかりがあるようなら削れていない証拠。
削り過ぎないように少し削ったらパーツを確認。
注意しつつ、ナイフで削ります。 |
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外側の目立つ部分(外装パーツ)は、
特に注意をはらいつつ、丁寧にゲート処理を行います。
同じ形のパーツが左右2つある場合は、
ゲート跡が手や足の内側の目立たない部分になるように、
組み立てるとよいでしょう。
説明書にもちゃんと指示があるのですが、
パーツを何個も切り離してゲート処理をしていると、
どっちがどっちだかわかんなくなっちゃうんですよね。 |
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ゲート処理をとにかく丁寧にすることで、
切り離した跡がほとんど目立たなくなります。
パーツを切り取ったら、
説明書どおりに組み立てていきます。
こちらのキットをはじめ、ほとんどのガンプラは
スナップフィットキットなので、
接着剤などは必要ありません。
組み立てはすべての模型に共通する基本の作業。
だからこそ、一つ一つの作業を丁寧行うことが大切で、
仕上がりがかなり変わってきます。 |
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