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肌色の塗装 工程5 メタリック
上の工程で表現した立体感に、
さらに色やツヤの情報量をプラスします。
ここからは基本的なというよりお好みで…という作業。
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メイクさんが選んだ塗料はなんとメタリック!
冒険だよ、間違えるとくすんじゃうよ!(T□T)
メイク用品の粉のゴールドと違って、
模型用塗料のゴールドの色は、
シルバー+黄色みたいな感じ。
これまで透明感を大切に作ってきた下地が、
メタリック塗料で濁ってしまわないか、
心配してしまいました。
いろいろな塗料のゴールドを、
メイクさんに確認していただきました。
じょいほび!アドバイザー玉さんの提案で、
微細金属粒子を使用した、
スーパーゴールドを試すことに。 |
スーパーメタリック
スーパーゴールド 税込¥630 GSIクレオス
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スーパーゴールドの沈殿した粒子だけをとりだして
塗装します。
ええい、失敗したらその時だ!
金属の粒子が集中しないように、
エアブラシの中の塗料をしっかり攪拌して、
慎重に塗装します。
耳の横を始点に、エアブラシを円を書くように動かし、
あごの下に向けて、ふわっと色を乗せていきます。
む、難しいな……。 |
こちらが作業後の写真。上の写真とは違う、 グロッシーなツヤが加わりました。
噴きすぎた!粒子が固まってしまいくすんだ!という場合は、
上からベースの色を少し重ねると目立たなくなります。
ぎらっとした、メタリックの色をプラスして、
角度を変えたときにパールとは違うツヤと 情報量を増やします。シャープになった! |
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肌色の塗装 さらにもうひと手間
シェーディングが終わって、ちょっと休憩。
顔のパーツをにまにま眺めていたら、
メイクさんが一言。
「まぶたに血の通った生っぽさが欲しいですね〜」
Σ( ̄□ ̄;) まだやる気かっ?!
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というわけで、ブレインのメイクさんに従い、
ワタクシは手を動かしますよぉ〜。
シェーディングで使った112+19の塗料に、
Mr.カラー119 RML79 サンドイエローと、
蛍光ピンクを基調とした自作のピンクを加えた
ピンクブラウンをまぶたに塗装します。
カラーは上の写真を参照↑ |
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後でアイシャドウなども塗装で表現するので、
色がついたかつかないかくらいにとどめておきます。
写真では出ないかも…と承知で行った作業ですが、
まぶたの上のかすかなピンク、
お分かりいただけますでしょうか?
……わかりづらいよね〜(T□T)
作品はすでにヤマシロヤさんに展示してありますので、
お近くの方は実物をぜひ見に来てくださいね。
とりあえず、ベースの塗装はここまで!
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