ヤマシロヤ模型製作Webコラム『オオゴシ*トモエのEnjoy Hobby!』は、ホビーの楽しさ、プラモデル作りの面白さを紹介するコラムです。みなさんもじょいほび!と一緒に楽しい模型ライフをはじめませんか?
【悪役1号編第1回 悪役1号を組み立てよう!の巻】
TEXT BY オオゴシ*トモエ
 
みなさんこんにちは!オオゴシ*トモエです。

ウィングガンダムゼロカスタムVer.054も完成し、
じょいほび!セカンドシーズンに突入です。

今度は何を作るの?と思っているアナタ!
今回から数ヶ月間は、戦車模型を製作します。

オオゴシ自身、戦車は2回しか組んだことがなく、
しかも組んだだけで塗装するのははじめて…
というなんともまっさらな状態!

ちゃんと組み立てられるのか?という不安はありますが、
ガンプラとの違いや、素直な気持ちや驚き、失敗なども、
お伝えできたらいいなと思っています。

オオゴシと同じく、ガンプラは作ったことあるけど、
他の模型は敷居が高そう…と思っていらっしゃる方に、
勇気を与えられるよう、ワタクシ、がんばりますです!ハイ。
 

まずは恒例のキット選びから。

心は半年前からすでに決まっていました。

プラッツ タスカモデリズモ
1/72 悪役1号 を製作します!

キャラクターキットということで、スケールキットの大道から外れてしまった感は否めませんが、じょいほび!では好きなもの、作りたいものを作りましょう!ということで、悪役1号に決定!


ガンプラ選びのときは結構悩んだのですが、
今回は意外とあっさりきまりました。
ワタクシ、根っからのジブリっ子でございます。
宮崎駿さんの『雑想ノート』に登場する戦車、悪役1号にときめかないはずがありません。


この丸っこいフォルム、大きさ、付属の豚さんフィギュアにも心をわしづかみにされ、このキットが販売された直後に購入し、いつの日か作りたい!と恋焦がれていました。

そしてめぐってきたじょいほび!のチャンス!はじめての製作なので、ちゃんと作ってあげられるかな?という不安もありますが、それ以上にコレを作れるんだー!というワクワク感でいっぱいです!
6090円(税込)
1/72 プラスチックモデルキット 悪役1号
販売元 プラッツ 発売元 タスカ

1月22日ヤマシロヤ6階にて、2006年はじめてのWebコラム用の写真撮影&作業を行いました。


書初めならぬじょいほび!初めです。


作業当時、『悪役1号』の製作についてはヒミツにしていたので、公開作業の見学に来てくださった方々は、「そうきたかー!」と、かなり驚かれたようです。

じょいほび!スタッフのつぶやきブログ参照

組み立てる前に、
箱をあけて中身をチェック

ランナーを並べて、
パーツの量や状態を確認します。

説明書と照らし合わせながら、
破損や欠損がないかも、
しっかり確認しましょう。


箱の中身のランナーパーツなどの名称は、
ガンプラ編第3回を参照してくださいね。
 
 
全体を見渡してみて、今まで慣れ親しんできたガンプラのランナーと、あまりに雰囲気が違うので、少しドキドキしています。

パーツをじっくり見ていくと、ガンプラと比べて、
大きなパーツと小さなパーツの差が激しいなぁ…ということを感じました。


ガンプラはスナップフィットなので、小さいパーツの限度があるのですが、戦車は接着剤を使って貼り付けていくので、ピンセットが必要なほど小さなパーツも多いのですね。

ちがうジャンルの模型に触れて、はじめて見えてくることもあったりして新鮮です。
次に説明書に目を通します。

月刊アーマーモデリング2006年5月号に掲載されました、
連載『オオゴシ*トモエの戦車模型もいかがですか?』
の記事中でも触れているのですが、
戦車模型の説明書ってそっけないです…。

この説明書に、チョットだけ戸惑いました。

読みやすい工夫は随所に見られ、
決して読めないわけではないのです。
ワタシの脳がガンプラ脳になっているんです。


カラーのガンプラの説明書に慣れていると、
見慣れない説明書って、
理解するのに時間が必要ですね。

ん!大人の模型の感じ!
これから徐々に慣れていこうと思います。
組み立てます!


組み立てに使用する工具は、
ガンプラと同じ、
ニッパーアートナイフです。


柄の部分を親指とそのほかの指とを、
そえるように支えてニッパーを持ち、
ニッパーの刃先の平らな方が、
パーツ側に向くように、刃を入れ、
パーツをカットします。


工具の使用方法などはこちらを参照
 
 
ニッパーで切り取った後に残ったゲートは
アートナイフで削ります。

ナイフの持ち方や、
使用方法などはこちらを参照

説明書にそって組み立てていくのです…が!悪役1号は接着剤を使用してパーツを組み立てていきます。

最近のガンプラしか組み立てたことのない人からしたら、組み立てるときに接着剤を使うことってちょっとした衝撃ですよね。


GSIクレオス
Mr.セメント・リモネン系
流し込みタイプ
294円(税込)


接着して組み立てよう


スナップフィットキットのガンプラと違い、
接着剤を使用してパーツをくっつけて組み立てます。


え?!ガンプラ以外の模型は接着剤を使わないと組み立てられないの?!と驚くか、え?!ガンプラは接着剤を使わなくても組み立てられるの?!と驚くかは世代や環境の違いだと思いますが、私は前者でした。

模型世界の歴史の中で、接着剤を使わないキットより、接着剤を使用して組み立てるキットの方が「あたりまえ」なのは頭では理解しているつもりだったのですが…いざ、目の前にすると、接着しないとダメなんて、失敗したら後戻りできないじゃないのさー!とビクビク。そんな思いを払拭しよう。ウン。




というわけで接着剤は、ニッパー、ナイフと同じくらいの使用頻度の高い、製作に欠かせないものになります。
プラモデルの接着には、模型専用のスチロール系接着剤を使用します。

じょいほび!で使用するのは近年開発された、
新しいタイプの流し込み用接着剤 リモネン系接着剤です。
オレンジの皮から抽出した天然素材、「D-リモネン」を主成分としたスチロール樹脂用の接着剤で、オレンジの香りがします。

特に、今回使用するGSIクレオスの接着剤は、
筆先も細く、細かいパーツにも流しやすいので大変便利です。

戦車模型など、接着剤が必須な模型製作では、長時間使用しても安全なリモネン系接着剤はかなりの便利アイテムです。


説明書の順番どおり、
キャタピラ部分から組み立てて行きます。

ひとぉーつ、ふたぁーつ、みぃぃーっつ…
とキャタピラのパーツを貼り付けていきます。




果てしない…
キャタピラ、パーツ多すぎです。
 
 
ガンプラは多くても10個程度なのに、戦車はキャタピラなど、とにかく大量に組むパーツがあるのには驚きました。

「同じパーツをあと28個組み立てます」などとしれっと説明書に書いてあったりして、思わず目を疑います。


何かの苦行ですか?!
さっそくへこたれました。早!!

その後、アーマーモデリングのスーパーバイザーの土居さんとお話していたときに、悪役1号のキャタピラパーツ多すぎです!と涙ながらに訴えたら、モデルカステンの連結可動式キャタピラキットは、キャタピラだけでパーツ数が数百から千を超えるものもあるんだよと、にっこり微笑みながら教えてくださいました。

返り討ちにあった気分です。ギャフン!
 
 
やっと半分…

キャタピラを組み立てるだけで、
作業時間は約二時間。

しかも一つ一つちまちまくっつけるから、
全然進んだ気がしない…
 
 
パトラッシュ、ぼく、もう疲れたよ…



そのほかにも、特に足回りのパーツなどは、同じものををたくさん作ります。

じょいほび!のコラムの写真を撮影してくださっているのは、オカヤマさん(女性)です。このパーツを見ながら、色といい、形といい、なんだかお菓子みたい!ビスケットぽい!と女の子トークがはずみました。

たぶん…疲れていたんだと思います
 
切り離し&組み立てのコツ

悪役1号のパーツには、ゲートが表に出ないよう配慮されている、アンダーゲートのパーツが一部あります。


表からは見えない、下や合わせ目部分にゲートがあるので、仕上がりがきれいになりますが、切り離し方が普通のパーツと少し違うので、アンダーゲートの処理方法をおみせしましょう。


ガンプラの場合はメッキキットがよくアンダーゲートになっていますよね。
 
 
パーツをゲートから切り離します。
切り離し方は通常と同じです。


パーツのでっぱりをニッパーまたはナイフで切り取ります。感覚としては、パーツの2度切りと同じ感覚ですね。


パーツが小さいので、指を切らないよう注意します。


写真を撮りながら、オカヤマさん(♀)が、
横で「コワー!」を連発。

オカヤマさん(♀)は玉さん同様、ガンプラの製作をずっと見守って下さっていた苦楽をともにした方です。戦車模型を見るのははじめてなので、パーツの小ささに驚いていらっしゃるようでした。
 
 
パーツによっては、ゲート部分が接着面になる場合があります。

削りすぎるとパーツを接着した際に隙間ができてしまうので、様子を見ながら削りましょう。


また、横のパーツのように、パーツがずれないようにわざとガイドの出っ張りがあるパーツも。

削る部分と、削らなくてよい部分を間違えないようにしましょう。

今回のコラム中で何度もお話しているように、小さなパーツが多いので、組み立ての際にはピンセットなどを使います。

また、パーツをくっつける際には、
接着剤の量にも注意しましょう。


 


戦車模型では、「接着」と「継ぎ目消し」って別の意味を持つ作業なんですね…。



ガンプラの組み立てでは接着剤は必要ないので、「接着剤を使うこと=継ぎ目を消す=大量に接着剤を流してムニュ」という図式がオオゴシの頭の中で出来ていました。


「純粋に接着のみ」の作業の際に使用する、接着剤の量は、継ぎ目消しほど多くないんですね…。

最初、加減が分からなくて接着剤をたっぷりつけすぎてパーツを危うく溶かしそうになってしまって焦りました。

パーツがくっつく程度の量でくっつけて、
パーツがとれてしまうようなら、また接着するほうが、きれいに仕上がるような気がします。

そして、見慣れないパーツやランナーに大苦戦!パーツがない!と焦って探しました。

探していたパーツがコレ。
ランナーの真ん中の丸いのです。

コレ、パーツダッタンデスネ…

ワタシ、てっきりゴミだと思って、
危うくランナーを捨てそうになりました。

ランナーをかきわけ、アレ?パーツがない…
と焦って探していました。

ウン、いろいろ勉強になりますね。
 

パーツを裏側からはめ込む部分や、
パーツの向きなどが指定されている部分などもありますので、説明書をよく読んでくださいネ。


 

また、接着剤でくっつける際には、
表側から流すのではなく、裏側から流すと、接着剤跡が目立つことなく、きれいに組み立てることができます。


大量に接着剤を流してしまうと、パーツがとけてしまって、パーツの表面とは明らかにツヤが違う、テカテカした部分ができたりして、悲しい気持ちになることが…


一番多かった失敗は、指に接着剤をつけたまま、パーツを持ったり、押さえたりして、パーツの表面に指紋がついたり、表面が荒れてしまったことです。



ガンプラではあとで表面処理するから、ま、いっかーという気持ちがあるのですが、戦車模型はほぼ表面処理はしないので、みたまんま、そのままの状態が塗装後も残ることに…

あまりにもひどい時はペーパーで処理します。

継ぎ目消しをしよう!

戦車模型には、筒状の砲身(でっかい大砲)の部分など、
パーツとパーツの合わせ目を消した方がよりよくなるパーツがいくつかあります。

悪役1号に関しては、
継ぎ目消しを行った部分が4箇所ほどありました。

ここはガンプラ編でご紹介した、
継ぎ目消しの方法
と同じ方法で作業を行います。

継ぎ目けしはスチロール系接着剤で行います。
好みの問題なのですが、オオゴシは接着と継ぎ目消し目的の接着では接着剤を使い分けています。

リモネン系接着剤は溶解速度が遅いので、『ムニュ』が必要な継ぎ目消し用途の接着では、時間がかかってしまい、満足な『ムニュ』が得られない場合があります。
じょいほび!の作業公開1回目は、
この継ぎ目消しをするパーツを接着したところで終了。

しっかり乾燥させて、次回の作業公開日にペーパーがけします。



接着したパーツがずれないように、
しっかりクリップで挟みます。


お急ぎの場合でも、
3、4日は乾燥させてくださいネ。


 


2回目の作業まで、たっぷり3週間ほど乾燥させたパーツの継ぎ目消しを行います。


固まったムニュの部分をデザインナイフの刃を「かんながけ」のようにして、削っていきます。

このとき、調子に乗って削りすぎると丸いパーツが平らになってしまいます。
ほどほどに…


削ったところが目立つようなら、400番、600番のペーパーをかけてキズを消します


継ぎ目消しの方法はこちらを参照



 



円筒形のパーツは、パーツをくるくる回しながらペーパーがけをすると、楽に、きれいにペーパーをかけることができます。



戦車は多くの場合はつや消し塗装なので、表面処理は400番、600番くらいのペーパーをかければOKだと思います。




 



継ぎ目消しの完了です。

製作の急ぐ場合は、組み立てる前に先に継ぎ目を消すパーツを接着して、組み立てに取り掛かると、効率よく作業することができます。






 








先に色を塗るパーツ?


悪役1号では、組み立てと同時に塗装の指示がされている部分が数箇所あります。


他のパーツをくっつけて、
密閉してしまうパーツなどです。


ガンプラはスナップフットパーツなので、
つけたり、はずしたりが簡単にできますが、
接着剤でくっつけるので、接着後ははずすことができません。

そのため、先に色を塗ったほうがよい部分があるんですね。

 


司令塔を作っていきます。


説明書を読むと、模型用塗料の色指定がされているのですが、今回はお手軽に水性マーカーポスターカラー ポスカを使いたいと思います。


組み立ての際中に、塗料を出して筆塗りは面倒…というものぐさな気持ちと、キャップをとってすぐ塗れるマーカーの手軽さ、使い勝手のよさに迷わずマーカーをチョイス。


 


ポスカの白は水性のマーカーの中では、
かなり隠ぺい力が高く、使用感がよいです。

ポスカは水性マーカーなので、においもなく、不透明インクなのでプラスチックを透過することなく鮮やかに発色します。

ただ、水性なので、どうしても塗膜がもろく、可動部分だと塗料がはがれたりするのですが、今回は密閉される場所なのでその心配はナシ。


 



ポスカのインクは乾燥すると耐水性で、状態はつや消しになります。



指定してある色とは、若干ちがうかもしれませんが、お手軽さで言うとポスカやガンダムマーカーを使用するのもアリだと思います。


三菱鉛筆 ポスターカラーノック式筆タイプ
各367円(税込)
雑誌の企画などで、文房具やコスメなど、いろいろ使ってみたのですが、そのなかでもポスカはとても重宝しています。

ペン先も太いものから極細タイプや筆タイプのものまで、いろいろな形状のものがあります。各210円〜525円(税込)

色数も、黒・赤・青・緑・黄緑・紫・うすだいだい・山吹・黄・橙・桃・水色・茶・灰・白・金・銀の17色と豊富です。

オオゴシが撮影用に持ってきたポスカ(私物)の本数に、見学者さんたちはビックリしていたようです。






パーツにポスカを二度塗りした状態。

下地の色が濃い色の場合、ポスカは一度塗りでは色が発色しない場合があるので、しっかり乾燥させて二度塗りします。

すると、こんなに白くなりました。
水性マーカーにしては、スゴイ隠ぺい力なんです。


ポスカ…おそろしい子。


 



中の色を塗ったら、クリアパーツの窓をはめ込んでいきます。

クリアパーツを割らないように、かつゲートが残らないように慎重にカットします。

小さなパーツなので、なくさないようにくれぐれも注意しましょう。



 



窓を取り付ける作業は内側から行います。


このとき、しっかりくっつけていないと、
接着後に窓が落ちてしまいます。


塗装の際にマスキングするので、
窓部分を何度も触ることになります。
今後のことも考えつつ、しっかり接着します。
 

窓を接着したら、壁全体を接着します。

丸いパーツなので、ずれると大変!
かといって目立つ場所なので、あまり大量に接着剤を流したくない…ということで、マスキングテープで補強しながら接着します。

ハイ、中を見てみると、床と壁、白いテーブルもしっかり見えます。

窓を覗いた時に、中身がちらっと見えるのって、
なんだかドールハウスみたいでステキですよね。
オカヤマさん(♀)と、窓を覗き込み、
「キャー♪」と喜びを分かち合いました。

オオゴシはこの「密閉系」「封入系」にトキメキます。

こういった密閉空間の中の細かい色の塗り分けだったり、
アクリル樹脂の中に封入されているものとか好き!

悪役1号の設定画に、断面図があってもうメロメロ。
 



GSIクレオス
ガンダムマーカー
メッキシルバー
315円(税込)

ライトの部分にはガンダムマーカーのメッキシルバーを使用します。メタリックの粒子が細かいので、きれいに反射します。

 

ピンバイスを使用して、パーツを取り付けていきます。
パーツが小さいので、割れないよう注意しましょう。
 

パーツの仮止めには、はってはがせる強力のり、ピットマルチ2が便利です。
 

組立作業で、約8時間
ほぼ形になりました。


はじめて組み立てたので、要領よく組み立てるための「手の抜きどころ」がわからなくて、キャタピラなどの足回りでやたら丁寧に表面処理をしてしまったり、回り道も多かったように思います。


アーマーモデリングの撮影の際に、
悪役1号を組み立てた感想や疑問点などをお話したところ、土居さんからこのようなアドバイスをいただきました。


最初にある程度ボディを組んである程度形にしたほうが、隠れるパーツと見えるパーツも分かり、要領よく組み立てることができる。小さくて折れやすいパーツも後にくっつければ破損することも少なくなる…とのことでした。


はじめて組み立てる場合は、パーツの組み忘れなどがないように説明書どおりに組み立てるのがベストですが、説明書は必ずしも組み立てやすいように書かれているわけではなくて、説明しやすいように書かれている…のかなぁ?と思ってみたり。


オオゴシはガンプラを組むときに足から組むと組み立てやすいと感じるように、戦車模型も組み立てやすい手順がある、そのことがわかっただけでも、すっきりしました。

4月13日発売、月刊アーマーモデリング5月号、連載『オオゴシ*トモエの戦車模型もいかがですか?』にも詳しく掲載されています。

今後組み立てやすい手順を、自然に身につけられるよう、次回はもっとスムーズに組み立てられるよう、今回はよい勉強になりました。






 

人生ほぼ初の戦車模型、
悪役1号の完成です。

初めてなので、戸惑ったり、回り道をしたりしましたが、説明書の通りに組み立てれば、きっちり組めるものなんだなぁと、しみじみ感じました。

戦車模型って、スゴーク難しそうなものっていう先入観があって、もっとなんか、こう…眉間にシワ寄せながら組み立てるものだと思っていたので(どんな先入観?!)悪役1号は想像以上に組み立てやすい、素直でいいキットでした。

なんていうか…ガンプラが慣れ親しんだ日本のお菓子なら、戦車や飛行機は、外国のお菓子の感じっぽいような…そんな感じしません?


作れる人からすると当たり前のことなのかもしれませんが、まったくはじめての人にとっては、作れたということだけでもかなりうれしいことだったりします。

今まで作ったことのないものを作れたということ、また一つ模型の楽しみを理解できたことは、すごくよい経験になったなぁと思います。

いいや、オオゴシさん、まだまだこれからでっせ!
ここで満足せず、さらにじょいほび!テイスト全開な悪役1号を製作していきます。


次回は計画を立て、塗装を行います!


悪役1号編 
第2回塗装をしよう!の巻 に続く!


定価1,380円(税込)
大日本絵画
月刊アーマーモデリングに、
じょいほび!情報が掲載されました!

月刊アーマーモデリング2006年5月号
連載『オオゴシ*トモエの戦車模型もいかがですか?』のページにじょいほび!のレポートが掲載されました。

連載の中では、じょいほび!とはまた違った方向性で、オオゴシさんが悪役1号を製作しています。

月刊アーマーモデリングスーパーバイザーの、
土居さんの製作アドバイスや、模型に向かう意識のお話など、深いお話が掲載されています。

http://modelkasten.com/
 
 


 
 
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