スミ入れをしよう!
これからスミいれをしていきます。
調色した塗料はエナメル用の溶剤で1.5倍くらいに希釈します。
エナメル塗料はのびがよいのであまり薄めすぎると色がつかなかったり、パーツの中にまで流れていってしまいます。
筆にエナメル塗料を含ませ、パーツのミゾに当てると、毛細管現象でスーッと塗料が溝の中に流れていきます。
塗料を流す時には、模型用の面相筆など筆先が細いものを使用しましょう。
この時はみ出してしまってもあわてずに。
乾燥させて、エナメル溶剤でふき取ります。
エナメル塗料は乾燥までに少し時間がかかります。 |
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塗料が乾燥したら、エナメル溶剤を綿棒に含ませ、はみ出した部分をふき取っていきます。
お家にある綿棒でもかまいませんが、小さなパーツには模型専用の綿棒が使いやすいです。
ふき取る時は綿棒を大量に使います。
綿棒の先にふき取った塗料がついていると、パーツの表面に塗料を塗り伸ばしてしまって、ふき取るどころか汚してしまうことも!
綿棒は常にきれいな状態のものを使いましょう。
ふき取りすぎたら、もう一度塗料を流します。
何度でもやり直せるので、納得いくまで作業することができます。 |
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綿棒には模型専用意外にも、赤ちゃん用の細いものや、化粧用綿棒などいろいろな形状のものがあります。用途に合わせて使用しましょう。 |
このスミ入れの作業は、最後の最後の仕上げなので、スミ入れ忘れがないか、ふき取り忘れがないかチェックします。
このスミいれを雑にすると、コンテストなどでの評価がめっちゃ下がってしまいます(笑)コメントなどに「仕上げをもっと丁寧に!」とかかかれちゃったりします。最後の作業なので、完成を焦る気持ちは分かりますが、塗装や工作がどんなにすばらしくても、スミ入れのはみ出しはダイレクトに分かってしまうので、見る人に雑な印象を与えてしまうんですね…。
白いパーツの一部や、ブルーなどのパーツには、チタンゴールドでスミ入れしました。
イメージは天使の羽です!
チョットほかにはない色ですが、
面白い表現ができました。
スミ入れなどは、セオリーにとらわれず、
感性に任せて好きな色でやってみるのも楽しいんじゃないかな?と思います。
次はシールなどでは対応できない部分塗装を行います。 |
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