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缶スプレーの吹き方
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缶スプレーで塗装する前には、
缶を振って中身を攪拌しましょう。
攪拌用の玉が、缶の中に入っているので、
カチャカチャと音が鳴ります。
結構音が響きますので、家族の迷惑にならないように!
それはそれはしつこく、2分間くらいずーっと振り続けます。
オオゴシ、深夜に缶スプレーを吹いていて、あのカチャカチャいう音が近所迷惑にならないか、かなりハラハラした覚えがあります。 |
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缶をよく振って、程よく腕が痛くなったら、
パーツに吹き付けます。だめじゃん!
パーツとスプレーの距離は、上の写真のように、
約10センチから15センチくらい離します。
カラースプレーや、サーフェイサーは、もうちょっと近づけて吹きます。
この距離はあくまでもつや消しスプレー目安です。
ここで、一気にブシュー!と吹くのかと思いきや、
模型の世界のルール!!
吹きはじめと吹き終わりは、目的物にかけないのです。
←横の写真はちょっとオーバーですが、
イメージとしてはこんな感じ。 |
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普段使用しているスプレーって、
殺虫剤だったり、ヘアスプレーだったり、
目的物に向けて、ブシューっと
噴射するものがほとんどですよね。
模型用スプレーの使い方は、吹き始め、吹き終わりは、
スプレーから噴射される塗料の量が安定しないので、
パーツにかけないのです。
中間の一番安定している塗料だけを、
パーツに吹き付けるのです。
もったいない!とオオゴシも最初はショックを受けたのですが、確かに仕上がりはきれいなので、
納得せざるを得ませんでした。
模型には必要なムダがあるのですね… |
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そんなわけで、手首のスナップをきかせて、
シュッ、シュッと吹いていきます。
←イメージ的には、こんな感じ。
オオゴシは手首のスナップをきかせて、縦に吹く派なのですが、缶を横に動かして吹く方法もあります。
横に吹くときも同じように、吹きはじめと吹き終わりはパーツに吹き付けないようにします。
つや消しスプレーの場合は、多少のムラは気にならないので、全体にふわっとかける感じで吹いていくとよいでしょう。
吹きすぎると白化したりするので、
とにかく吹きすぎは禁物ですよ! |