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オリジナルの色を作る!
色を決めるときは、一色ずつ決めるのでは
なくて、最初にある程度色のイメージを決め、
塗装プランを立てておきます。
完全オリジナルカラーの場合は、目や自分の感覚でバランスを見ることになるのですが、ある程度キットの色に準じてという場合は、ガンプラの説明書のカラーガイド、模型雑誌などの作例記事に記載されているカラーレシピを参考にすると、スムーズにしかも失敗なく色を決めることができます。 |
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色を調色する時のポイントは、塗料のビンの底の方に、顔料が沈殿していることがあるので、よく攪拌して塗料をできるだけ均一な状態にすること。
できれば、塗料ビンの中で色を混ぜるより、スペアボトルや紙コップなどの別の容器で混ぜるようにしましょう。
そして最大のポイントは、昼間の明るい場所で行うことです。
夜に色を決めると、塗装した翌朝、塗った色が思っていた色とあまりにも違いすぎて、ビックリすることがあります。 |
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ビンの中の色と、
実際パーツに塗装した時の色とでは、
印象が変わってしまう場合が多々あるので、
必ずテストピース(試し吹き)をして、
色を決めていきます。
テストピースとパーツを見比べて、
塗ったらどうなるか考えたり、
各色のテストピースを並べて
色のバランスを考えたりと、
色を決めていくのにとても便利です。 |
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実はこの青い色を決めるのに、紆余曲折ありまして、なかなか思ったとおりの色にならず、
作り直し…を3回ほど繰り返しました。
今回のオオゴシのWガンダムの場合、
この青の色というのが基準色であり、
妥協できないキモの色「ゆずれない色」でした。
赤や黄色の色もこの青を基準として決めていきます。
オリジナルの色を塗装する際は、基準になる色を決めます。基準の色を決めることで色決めがスムーズにいきます。
色はすべてGSIクレオスのMr.カラーを使用しました。
ブルー(青) 光沢:5
パープル 光沢:3
コバルトブルー 半光沢:2の割合で混ぜたものが、
左の写真の色です。
混ぜる比率は、、メーカーや、個々塗料の状態によっても違ってくるので、参考程度に考えてくださいね。 |