|
まずはこれまで同様、パーツの裏側、
パーツのふち部分を塗ります。
薄い色の場合は下地の白を塗っておきます。
上の写真のように、首の後ろなどはパーツの間から見えてしまうので、塗り忘れないようにしましょう。
次に頭のてっぺんのつむじ部分に色を塗ります。
髪の毛を束ねているパーツの場合は、後頭部にあるミゾも先に塗ります。 |
エアブラシのエア圧は低めにし、
ハンドピースをパーツに近づけ、
細吹きでパーツのミゾに塗っていきます。
エア圧が高すぎるとブシュっと塗料が流れてしまうので注意です。
またパーツとエアブラシの距離が遠いと、
全体に色が乗ってしまい、グラデーション効果がなくなってしまいます。
|
|
|
こちらが細吹きした状態。
頭のてっぺんと、髪の毛のミゾだけが
黄色に塗装されているのが
お分かりいただけますでしょうか?
この最初に塗った部分が
色が濃くなる部分です。
ミゾ部分をもう一度と、
髪の毛の先端部分を塗っていきます。 |
先ほどのパーツより、
ずいぶん色がついてきました。
塗りすぎてしまうと、
グラデーションがなくなってしまうので、
しっかり差をつけるように塗っていきます。 |
|
|
エアブラシを離し気味にして、
エア圧も高めにして、
全体にふわっと色を乗せていきます。
この時、グラデーションがなくならない程度に
ふわっと乗せるのがコツです。
|
こちらができあがり。
後頭部にうっすらハイライトが入っているのがお分かりいただけますでしょうか?
イラストを描くときに、
髪の毛に天使のわっかを描くのと同じです。
微妙なニュアンスですが、グラデーションがあると印象がかなり変わってきます。 |
|
|
今回は1色のみのグラデーションの方法をご紹介しましたが、上のでかピンキーのように薄い色と濃い色の2色使いのグラデーションの場合も濃い色を塗る場所は同じです。
今回の作品の製作中、たくさんのPinky:st.の髪をリペイントしましたが、Pinky:st.はアニメっぽい水色やピンクなどの普段はなかなかできない髪の色もハマリます。
髪の毛で印象ががらりと変わるので、
いろいろな色を試してみてくださいね。 |