ヤマシロヤ 模型製作Webコラム『オオゴシ*トモエのEnjoy Hobby!』は、ホビーの楽しさ、プラモデル作りの面白さを紹介するコラムです。みなさんもじょいほび!と一緒に楽しい模型ライフをはじめませんか?
 
【チョロQリペイントコラム第3回 チョロQを飾るベースを作ろう!の巻】
Text byオオゴシ*トモエ
 
タカラトミーのミニカー チョロQリペイントコラム第3回は、
第1回第2回でリペイントしたチョロQを飾る、
ベース製作の提案を行います。


今回はリーズナブル&お手軽かつ、
ジオラマ製作の醍醐味が味わえる、

いいとこ取り(?)のベースを作りたいと思います。
前回はここまで

GSIクレオス模型専用水性マーカー
リアルタッチマーカー
で、
けさぶろうをウェザリング。

海辺で乗られている、
潮風でさびちゃったイメージで、
派手にウェザリングしてみました。
 


 
このコラム内でリペイントしているのは
ヤマシロヤ限定チョロQ マツダ K360

通称けさぶろうです。


こちらはヤマシロヤ
限定バージョンです。
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ベースを作ろう!

用意したのは広口の容器。
これはじょいほび!スタッフの玉さんからの提案。

ペットボトルと同じ材質の容器は、
透明度も高く、数百円とリーズナブル。
加工しやすいのがポイント。

この容器を利用して、
ボトルシップのようなディスプレイを作ります。

紙粘土は100円ショップで購入しました。
 


ディスプレイのよいところといえば、
ホコリがつかない!とか、
模型などを作るのとはまた違う楽しみがあると思います。

今回は先ほどもお話した、
いいとこどりのベースをつくります。

では、作業スタート!
最初は紙粘土で土台を作ります。


紙粘土をビニール袋の中に入れて、
手が汚れないようにこねこねします。


実はこの数分前、袋から出した紙粘土を、
考えなしに直接手で触っていたのでした。

この後も作業があるのに、手がガビガビになっちゃう。
あーあ。

この様子を見て、じょいほび!スタッフ玉さんが傍らで、
「あーあ、大人なのに……」と、
つぶやいておられました(笑)
紙粘土は白いままだと、ボトルの横から見えたときに、
ちょっと興ざめしちゃいますよね。
そこで、この後使用する砂に近い色に着色。

水性塗料を使用します。

塗料がどろどろしている場合は、
すこーし希釈しましょう。


紙粘土に均一に色がついたら、
今度は容器の加工にとりかかります。
 

容器を……イキナリカット(汗)

できるだけ広口のものを用意したのですが、
チョロQが入るギリギリの広さだったので、
紙粘土を敷き詰めたり、
砂をパラパラまく作業をするのが大変そう……
悩んだ末に、思い切ってカットしちゃうことにしました。


ペットボトルと同じやわらかい容器なので、
クラフトノコである程度カットして、
残りははさみでちょきちょき。


入り口が広くなったところで、
先ほど着色した紙粘土をしきつめます。


紙粘土は乾燥すると収縮して、
ひび割れてしまうことがあります。


じょいほび!では、作業時間の短縮のため、
このまま作業を続行したのですが、
乾燥時間はしっかりとったほうがよいと思います。


紙粘土に木工用ボンドを均一に塗ります。




手がべたべたにならないように、
割り箸を使って塗ります。
大人ですから!(笑)
割り箸にうにぃ〜っとボンドを塗って、
粘土に塗り広げます。


容器部分にボンドがはみ出してしまうと、
ふき取っても曇った感じになってしまうので、
はみ出さないように注意しながら作業します。
 

砂をしきつめよう!

準備ができたら
砂をパラパラ〜っとしきつめていきます。

用意するのものは

写真の砂はオオゴシ私物。
模型ショップのジオラマコーナー、
東急ハンズのクラフトコーナーで購入しました。

上の青いのはガラスの粒です。

青い色のガラスの粒は、こういうのもいいかなー?と思い、
一応用意してみたのですが、けさぶろうも青いので今回はボツ。
用意したものの中から、明るめの色の砂をセレクト。
砂の粒が少々大きくても、日本の砂じゃなくても、
そこはチョロQということで(笑)

木工用ボンドの上に均一になるように、砂をパラパラと。

最後にゴミ箱の上で容器を傾けて、
余分な砂を落として、乾燥させます。

あまった砂は上の写真のように、
チャックつきの袋で保管します。
もしも乾燥後紙粘土がひび割れしちゃうようなことがあれば、
ボンドを塗って砂をくっつけてリカバーします。
先ほどカットした容器をつなぎ合わせます。
セロハンテープではり合わせた上から、
テプラでつくったラベルを貼ってごまかしました(^_^;)

ボトルにけさぶろうを慎重に収めます。


作業時間は約2時間
材料代を全部あわせても1000円ちょっと。
かなりリーズナブルに作ることができました。
 


できあがり〜。

ふたが白いままだったので、
欲を言えば
違う色に塗りたかったな〜。


下に敷いた紙粘土が、
おもりになるので、
コロコロ転がったりしないのも、
いいところ。
 


チョロQリペイントコラムも次回で最終回。
次回は楽しみをより広げる作品を提案します。


一個を集中的にリペイントするのもアリですが、
たくさん集まるともっと楽しいですよ?


チョロQリペイントコラム第4回
こんな楽しみ方はいかか? に続く!



 
 
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