離型剤落としでのパーツの洗浄
離型剤を落とすための作業を行います。
じょいほび!では以下の方法で作業を行いました。
使用するのは離型剤落とし用の溶剤と、
筆・歯ブラシなど(使い古しのものでOK)です。
パーツを持つための割り箸などもあると便利です。 |
WAVE
M-WASH(強力離型剤落とし)
メーカー希望小売価格 998円(税込)
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パーツを容器に入れます。
容器はキット大きさによって違いますが、
離型剤落としを入れたとき、
パーツが全部浸るくらいの大きさのものがよいかと思います。
筆でこすり洗いなどを行うので、
少し深めのものがいいかも。 |
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M-WASH(強力離型剤落とし)を、
ドボドボと注ぎます。
パーツが浸かるくらいが目安です。
こぼれた時のために、
新聞紙などを敷いておきます。
←案の定ちょっとこぼした
奥まった部分に便利な、
スプレータイプの離型剤落としもあります。
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割り箸でパーツを固定しながら、
筆でパーツをこすり洗いします。
憎き(?)離型剤とはレジンを型からはずす際に、
型からはずれやすくするための油のようなものです。
マドレーヌを焼く時に、型に塗るバターみたいなもの(?)
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見た目では変化がないので、
本当に離型剤が落ちているのか
ちょっと不安になりますが、
後々の作業のことを考えて
しっかり丁寧に洗います。
何でも離型剤落としの作業を怠ると、
悲しい出来事が起こるのだそうです。
その悲しい出来事とは… |
表面に油がついていると、
塗料をはじいてしまって上手く塗装できないだけでなく、
マスキングをした際に塗料が剥がれてしまうことも。
レジンはあまり塗装するのに適さない素材なのだそう。
なぜそんなに神経質に離型剤を落とすの?
と最初はあまりピンとこなかったのですが、
理由を知って納得。
後々のことを考えて、しっかり離型剤を落とします。 |
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さすがに一度に全部のパーツを洗うことはできず、
何度かに分けて洗いました。
頭のパーツも洗います。デカッ!
角度を変えつつ、洗い残しがないように、
しっかり洗います。
じょいほび!スタッフ玉さんはここまで大きいパーツがあるとは思っていなかったみたいで、パーツの大きさにビックリされていました。
この離型剤落としの方法は、
グレンザーを使う人、つけ置き洗いをする人、
人それぞれやり方が違うみたいです。
離型剤がしっかり落ちていればOKということで…
離型剤落としを使用してパーツを洗うときには、
換気を心がけましょう。 |
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